閉鎖ポケットまたは閉鎖角のフライス加工

90度未満の閉鎖角はポケットおよびキャビティにおけるワークの一般的な特徴です。閉鎖角の加工には、4軸または5軸機械が必要です。

ブリスク インペラーのフライス加工は、
閉鎖角フライス加工の一例です。
次の場合は、4軸機を使用します。
- ポケットの片側だけが閉鎖角で底面の形状が平坦な場合。
次の場合は、5軸機を使用します。
- 両側に閉鎖角のコーナのある場合
- 底面形状に曲線部がある場合
閉鎖ポケットまたは閉鎖角のフライス加工方法
加工の推奨事項
- 曲線部の加工の前に、安定性を高めるために、壁の肩削りフライス加工をスクエアエンドミルで行ないます。
- 曲線部は、ボールエンドミルで加工します。

外周の壁の加工時には、
安定性を高めるために
スクエアエンドミルを使用します。

曲線部の最終加工は、
円錐形のボールエンドミルで行なう
必要があります。