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​工具の段取り:突切り・溝入れ工具の使い方

突切り・溝入れ加工で品質の良し悪しを左右するのは、主に工具システムとこのシステムが切削の被削材とともにどのように使われるかです。

突出し量

突切り工具を最適な状態に段取りするため、突出し量が短いツールホルダを使用するとびびりを避けることができます。可能ならサブスピンドルの使用をお勧めします。

突出し量の長い加工においては十分な長さでのクランプを確実なものとするため、バイトを適切に取り付けることが特に重要です。推奨のクランプ長さは4×バー径dです。これにより安定した突切り工具の段取りが実現します。円筒アダプタはスプリットスリーブにクランプすることが可能です。大きなアダプタはスプリットベアリングキャップを2個使用してクランプすることができます。

ツールホールディング

正しいツーリングシステムにより、生産性と切削工具の性能が大幅に向上します。

Coromant Capto®はモジュラー式のクイックチェンジツーリングコンセプトです。直接スピンドルと結合すると、例えば複合加工機、旋削能力のあるマシニングセンタ、および立旋盤で安定性と汎用性が向上します。

EasyFixスリーブは円筒アダプタの段取り時間の短縮を可能にする解決策です。スリーブに取付けられているスプリングプランジャーが、バイトの溝に入り適切な芯高を保証します。

QSTMホールディングシステムは、小型旋盤での有効生産時間を最大限にするクイックチェンジツールホルダです。

Silent ToolTMアダプターは工具内の防振機構によって、びびりを最小限に抑えるように設計されています。この工具はたいてい突出し量が長い場合に使われますが、突出し量が短い (3 x D) 場合でも、生産性が大幅に向上し加工面品質も改善されます。

突切りブレード

突切りブレードとツールブロックは、突切り、深溝および長い突き出し量用に工具システムを提供します。すべてのブレードで高精度クーラントを任意で選択できます。ホースやパイプの接続は不要です。アダプタはたいていの機械の種類用にご注文いただけます。

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