バイメタル加工プロセス
CoroMill® 590 Century – バリ、チッピングや擦り傷のないバイメタル加工プロセス

最新のエンジンの多くは、ネズミ鋳鉄製ライニングとアルミニウム合金を一緒に鋳造したシリンダーブロックを使用しています。そのため、エンジンブロックのデッキ面の加工は多くの困難を伴います。
サンドビック・コロマントは、CoroMill 590 Centuryを使用して、バリ、チッピングや擦り傷のない、バイメタルシリンダーブロックの加工を可能にするプロセスを開発しました。
特長と利点
- ワークの要求仕様に対応する、高い信頼性と加工面品質
- 達成される一般的な加工面品質 Rz 2.12 - 3.86 / Rt 2.52 – 4.43
- 用途に応じて、プロセスは1パスまたは2パスでの加工が可能
- 最小カッター径は、常にシリンダーライニングの外径および内径との関連で決まる
- 標準ワイパーチップ CB50
- セミドライ加工 (MQL) に対応
用途
- 標準のマシニングセンタ (M/C) での、シリンダーブロックの燃焼面、デッキ面、上面のバイメタル加工方法(アルミ合金/鋳鉄)