Sandvik Coromant logo

CoroMill® 425

簡単に調整可能な 仕上げ正面フライス加工

コロミル425は、鋳鉄の正面フライス加工のための新しい仕上げ加工コンセプトであり、自動車業界向けに特別に設計されたものです。高精度で信頼性の高い調整システムにより、コロミル425は市場で最も使いやすいシステムとなっています。8コーナ仕様であり、加工チップおよびワイパーチップとして機能する同じ多刃チップが同じ位置に取り付けられます。

利点

  • 使いやすい
  • 8コーナ仕様
  • 高精度で信頼性の高い調整システム

用途

  • エンジンブロック
  • シリンダーヘッド
  • 鋳鉄の仕上げフライス加工
  • 加工面品質の範囲はRa<1 µm~Rz<10 µm、WT<10 µm(推奨の切削条件下で)、Rmax <15 µm
  • 被削材:GCI、NCI、CGI
  • 主要部品:
  • その他の部品:アクスルハウジング、ブレーキキャリア、クランクケース

一般的な課題の解決策

時間のかかるチップ交換

ワイパーチップは加工チップと同時に交換されます。特許取得済みのチップ調整システムは、高信頼性・高精度のチップ位置決めを可能にします。このシステムでは、カートリッジクランプスクリューを緩めずにワイパーを上下に調整できます。

抜け際のつぶれとバリ
25°の切込み角と各種の最適化された食い付き部が設計されたチップは、つぶれとバリの発生を抑制します。

工具寿命
材種GC1010(ドライ)とK20W(ウェット)により、CGI被削材における工具寿命が向上します。ワイパーと加工チップの工具寿命は同じです。

ISO適用領域

技術的特徴

  • 8コーナ仕様(4水平/ワイパー+4垂直)
  • 勝手なしチップIC17
  • ワイパーR 1250 mm
  • 1つのチップブレーカ (E-KL)
  • 最大切込み深さ: 0.9 mm
  • fz: 0.1–0.3 mm
  • 材種:GC1010, GC1020, K20W, GC3220, GC3330

25°の切込み角と各種の最適化された食い付き部が鋳鉄のつぶれを抑制します。

製品ラインナップ

径範囲100–254 mm
切込み角25°
カップリングアーバ*
ピッチMおよびH
右勝手/左勝手カッターあり
ミリ/インチあり
ワイパーあり
内部クーラントなし**


*コロマントキャプト(HSKインチ仕様)は、弊社テーラーメードサービスを通じて注文できます。
** 必要に応じて、弊社テーラーメードサービスを通じて内部クーラントを注文できます。

調整式ワイパーチップ

コロミル425は簡単に調整可能なワイパーチップを考慮した設計となっています。カートリッジクランプスクリューを緩めずにワイパーチップを上下に調整できます。

このデザインのおかげで、非常に高い安定性と精度を誇る調整システムとなっています。ただし、カセットに固定するためのウェッジが必要になります。

スクリュードライバーを初めてに回すときは、カセットからウェッジを外すために余分な力が必要になる場合があります。

取扱要領

 
 

ニュースレターでは最新の情報をご提供しています。

ぜひご登録ください。

account_circle

Welcome,